第236回 意匠学会研究例会

終了2018年12月1日(土) / 形態:対面

(欠席)障害者福祉における「ソーシャルアート」の意味再考 ─デザインの視点から 美馬 智(京都工芸繊維大学大学院博士後期課程デザイン学専攻)


日時
2018年12月1日(土)
形態
対面
担当
島先京一委員

プログラム

2018年12月1日(土)
研究発表① 14:00 〜 14:50
研究発表② 15:00 〜 15:50
懇談会   16:00 〜 17:00


会場アクセス

成安造形大学 聚英館聚英ホール
アクセスマップ:https://www.seian.ac.jp/access/
キャンパスマップ:https://www.seian.ac.jp/about/campus_map/
〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
TEL:077-574-2111(代表)

※主要交通機関からのアクセス
1)JR湖西線普通「おごと温泉」駅から スクールバス/江若交通路線バス仰木の里線外回り94系統 約3分


役員へのお知らせ

当日12:00より、「聚英館 2階 大会議室」で役員会を開催いたします。役員の方々はご参集下さい。


研究発表要旨 第236回 意匠学会研究例会

研究発表要旨谷 紀子

19世紀アメリカのリフォームドレス運動について ─新聞『シビル』の記事から─

 西洋では、19世紀の女性の服飾は、ウエストを細くコルセットで整えて、広がった長いスカートを広げたスタイルが主流であった。しかし、アメリカ合衆国で、女性のリフォームドレス運動がおこり、短いスカート丈のチュニックドレスとゆったりした「パンツ」と呼ばれるズボンをはいたスタイルが提案された。アメリア・J・ブルーマー(Amelia. J. Bloomer)(1818年-94年)の名前から「ブルーマー」(the bloomer)と呼ばれるこのスタイルはブームとなり大流行し、欧米の女性のファッションに影響を与えるが、その後定着することはなかった。
 このリフォームドレス運動については、これまでの研究に関して、その多くはブルーマーに注目されているものがほとんどであるが、アメリカには彼女だけではなく他にも幾人かの活動家たちがいたことはあまり語られてこなかった。
 本発表では、その活動家の一人であり、実際にブルーマー・スタイルである「リフォームドレス」を日常着にしていたリディア・セイヤー・ハスブルック(Lydia Sayer Hasbrouck)(1827年-1910年)に注目する。彼女はニューヨーク州で医学を勉強した後で、記者となり、リフォームドレス運動に関わった。そして日本ではほとんど知られていなかった新聞『シビル』(“The Sibyl”)(1856年-64年)を創刊した。新聞の内容はリフォームドレス運動と女性の権利運動の推進のための記事が中心であり、女性たちにこのスタイルの服装を勧めており、読者からの手紙や質問に関しての回答等の様々な記載がある。
 リディアの積極的な活動の軌跡とこの新聞『シビル』の記事を読んで、リフォームドレス運動という社会運動の詳細と、このスタイルを取り入れた様々な団体や人々の反応の諸相の分析を試みる。
谷 紀子(京都女子大学大学院家政学研究科生活環境学専攻 博士後期課程)


ADD: 発表要旨の追加