第61号(2012年)

学術論文

モンタージュが暴露する「無意味なもの」としての現実
─中井正一の映画理論にある精神分析的側面について─
伊集院 敬行
1920年代から1930年代にかけての住環境に関わる運動からみる型而工房の独自性 亀野 晶子
広瀬鎌二の鉄骨造独立住宅作品「SHシリーズ」の空間構成と架構形式に関する研究 末包 伸吾
「アノニマス・デザイン」はつくり得るか─柳宗理の、発見されることへのプロジェクト─ 北田 聖子
ケース・スタディ・ハウス・プログラムにおけるラファエル・ソリアノの空間像
─ケース・スタディ・ハウスにみるライフスタイルと空間の表象に関する研究(その1)─
末包 伸吾
久保田米僊とデザイン─クリストファー・ドレッサーのデザイン論の受容をめぐって─ 竹内 有子
芸術における周縁的なものと人間の生─「限界芸術」の概念を手がかりに 三木 順子
「輸出向彫刻家具」について─ウラジオストク市での調査を中心に─ 門田 園子