第53回意匠学会大会のご案内
日時:2011年7月16日(土)10:30〜17:30 2011年7月17日(日)10:30〜17:00
場所:国立民族学博物館
研究発表・シンポジウム:第5セミナー室 パネル発表:第3セミナー室
エクスカーション:本館展示場
主催:意匠学会
共催:国立民族学博物館
参加費用:大会参加費:1,000円(会員・非会員・学生とも) ※資料不要の学生は無料
懇親会費:4,000円
会員でない方もご参加いただけます。
お問い合わせ先:意匠学会第53回大会事務局
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館 文化資源研究センター 上羽研究室気付
E-mail: ishou-g-53@idc.minpaku.ac.jp
http://www.minpaku.ac.jp/
■プログラム
第1日目 2011年7月16日(土)
10:00〜10:30 受付
10:30〜10:45 開会の挨拶
意匠学会会長 藤田治彦
国立民族学博物館長 須藤健一
第1セッション[日本とイギリスの住環境] 座長 塚田耕一(杉野服飾大学)
10:45〜11:15 研究発表01
山形政昭(大阪芸術大学)
ヴォーリズの建築活動にみる特色 ─「近江ミッション住宅」の環境について
11:15〜11:45 研究発表02
下田元毅(大阪芸術大学)
集落共同墓地と生活空間の立地選定の特徴に関する考察
─三重県志摩地方の神島、菅島、石鏡の集落を事例に─
11:45〜12:15 研究発表03
吉村典子(宮城学院女子大学)
1900年の「無地」 ─ベイリー・スコットの住宅論と実作例の考察─
休憩 65分(自由時間に民博本館展示場見学可)
13:20〜14:20 エクスカーション(民博展示場見学:展示解説付き)
民博本館展示 オセアニア展示(展示解説:白川千尋准教授)
民博本館展示 アメリカ展示(展示解説:伊藤敦規助教)
2011年3月に新構築(リニューアル)しました。
14:30〜15:30 総会(意匠学会員のみ参加可能)
15:30〜17:30 シンポジウム
「手工芸とデザイン ─伝統的形態と現代的展開」
総合司会:上羽陽子(国立民族学博物館)
発表者:
天貝義教(秋田公立美術工芸短期大学)「近代デザインとモラル」
土田真紀(帝塚山大学)「日本の近代工芸と『伝統』」
伊藤敦規(国立民族学博物館)
「重なり合う二つの『伝統』─米国先住民ホピの宝飾品産業におけるデザインの応用と流用」
上羽陽子(国立民族学博物館)「伝統をめぐる戦略的表現 ─インドの女神儀礼用染布を事例に」
17:45〜19:45 懇親会「レストラン みんぱく」
第2日目 2011年7月17日(日)
10:00〜10:30 受付
第2セッション[機械からデザイン ─美学から実践へ] 座長 伊原久裕(九州大学)
10:30〜11:00 研究発表04
伊集院敬行(島根大学)
ル・コルビュジエから映画へ ─中井正一の機械美学のモデルについて
11:00〜11:30 研究発表05
高安啓介(愛媛大学)
タイポグラフィの美学
11:30〜12:00 研究発表06
劉賢国(筑波技術大学)
上海版『独立新聞』の発刊に伴う印刷メディアの導入とその展開
休憩 60分(自由時間に民博展示場見学可)
13:00〜13:50 パネル発表懇談会 座長 塚田章(京都市立芸術大学)
島先京一(成安造形大学)
「みんなで作るアート・インスタレーション
─知的障がい児、美大生、一般ボランティアによる共犯的ものつくり遊びの可能性─」
候芳芳(京都精華大学大学院)
「食空間「聚楽庁」─現代キッチンシステム提案」
大森正夫(京都嵯峨芸術大学)
「嵯峨八景図屏風 〜やまと絵で描く「日本の原風景」〜」
川島洋一(福井工業大学)
「福井工業大学キャリアセンター」「福井工業大学パンフレットのディレクション」
小野山 和代(大阪芸術大学)
「CONSTRUCTED TEXTILES考 「しみ しわ たるみ」」
藪晶子(広告丸)
「光のかたち」
岡達也(京都工芸繊維大学)
「伝統的イメージの現代における意味の再考」
第3セッション[プロダクト・デザインと色彩] 座長 面矢慎介(滋賀県立大学)
14:00〜14:30 研究発表07
春木有亮(日本学術振興会)
20世紀アメリカの量産型ギターのデザインと彩色 ─とりわけギブスン社、フェンダー社の場合
14:30〜15:00 研究発表08
櫻間裕子(日本学術振興会特別研究員)
ガエ・アウレンティにみるプロダクト・デザインとアート
15:00〜15:30 研究発表09
吉野たか美(愛知産業大学大学院)
共感的アプローチによる色の伝達方法の提案
休憩 15分
第4セッション[日本の絵画における意匠] 座長 廣田孝(京都女子大学)
15:45〜16:15 研究発表10
土金康子(Parsons the New School of Design)
工芸デザインとしての抽象画 ─堂本印象(1891─1975)に関する一考察
16:15〜16:45 研究発表11
寺本健三(京都工芸繊維大学)狩野尚信画業の一考察
16:45〜17:00 閉会の挨拶
意匠学会副会長 島先京一